ほりお歯科クリニックのブログ

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虫歯は「虫歯菌が起こすもの!」と思われがちですが、
原因はそれだけではありません。
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最新の研究では「特定の菌の仕業」ではなく、
プラーク内に暮らす多様な菌の「バランスの乱れ」が
むし歯菌の発生の大きな要因であることが明らかになっています。
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今回はむし歯菌の種類や特徴、発生のメカニズムなどを話します🗣️
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まず、お口の中には数百種類もの細菌が住んでおり、
普段は「プラーク」という集合体の中で互いに共存しながら
静かに暮らしています。
これが、いわゆる虫歯菌と呼ばれる細菌です。
むし歯にかかわる菌はここでは、代表的な3種です🦠
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1️⃣ ミュータンス菌(Streptococcus mutans)
むし歯菌の代表格となる菌です。
飲食物に含まれる糖をエサにしてネバネバ物質(不溶性グルカン)
をつくり、歯の表面にしっかりとくっつきます。
さらに、プラーク内では酸を作り続け、
エナメル質をゆっくり溶かしていきます。
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2️⃣ ソブリヌス菌(Streptococcus sobrinus)
ミュータンス菌と並ぶ代表的な菌です。
ミュータンス菌よりも強力なネバネバ物質を作って、
他の細菌たちを呼び寄せます。
ミュータンス菌・ソブリヌス菌の両方が揃うとプラークは
より頑丈になり、むし歯のリスクが一気に高まります。
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3️⃣ ラクトバチルス菌(Lactobacillus属)
初期のむし歯の穴に入り込み、そこからさらに歯を
溶かして虫歯を奥へ広げる菌です。
ミュータンス菌やソブリヌス菌のようにネバネバ物質は
作らないため、つるつるした表面ではあまり見られません。
そのかわり穴や溝、くぼみなどで活動し、
むし歯の悪化に一役かっています。
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将来的に親知らずを抜歯する可能性がある場合は、
できるだけ若いうちに抜いておくのが理想的です。
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若い年代は顎の骨が柔らかく、親知らずも深く埋まって
ないことが多いため、抜歯の負担が少なく済みます。
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また10代後半から20代前半は回復力も高いため、
術後の傷の治りが早く、腫れや痛みが比較的軽いのも利点です。
加えて、親知らずを早めに抜いておく事で、虫歯や歯周病、
歯並びの乱れといった将来的なリスクを回避することができます。
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親知らずを抜くか・残すかの判断は、
一人一人の状況や将来リスクによって大きく異なります。
残すリスクと抜くリスクの両方を十分に理解したうえで、
今後の方針を歯科医とよく相談して決めていきましょう!
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「抜くのは怖い」「なるべく残しておきたい」
「できるだけ早く抜いてスッキリしたい」など、
親知らずについての考え方は様々です。
しかし、どちらの選択肢にもリスクがあることを
理解しておく必要があります。
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▪︎親知らずを抜くリスク▪︎
親知らずを抜歯したあとは、腫れや痛み、
出血などが数日から1週間ほど続くことがあります。
傷口が清潔に保たれない場合や、術後のケアが不十分な
場合は症状が長引くこともあるため注意が必要です。
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下の親知らずのすぐ近くには太い神経が通っているため、
非常にまれではありますが、術後に唇や舌に痺れが
残ることがあります。
こうした神経障害は一時的なものがほとんどですが、
回復までに時間がかかるケースもあります。
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とはいえ、事前にレントゲンや歯科用CTで神経の位置や
歯の状態をしっかり確認し、適切な方法で処置を行なえば、
こうしたリスクを回避する事が可能です。
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▪︎親知らずを残すリスク▪︎
親知らずがあることで、将来的に次の様なトラブルを
引き起こす可能性があります。
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⚪︎自分では磨ききれず虫歯や歯周病になる
⚪︎親知らず周囲の腫れ・痛みを繰り返す
⚪︎周囲の歯にも虫歯や歯ぐきの炎症が広がる
⚪︎歯並びに影響を与える
⚪︎手前の歯根を溶かしてしまう「歯根吸収」を起こす
⚪︎周囲の粘膜にも炎症が広がり強い痛みや腫れ、
全身症状を引き起こす
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こうしたトラブルは一時的に症状が治ったように思えても、
根本的な原因が解決しない限り症状を繰り返します。
それらは自然に治ることはなく、放置するほどリスクは高まります。
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親知らずがあるからといって、必ずしも抜歯が必要とは限りません。
真っ直ぐに生えて上下がしっかり噛み合っており、
周囲の歯ぐきも健康で、きちんと清掃ができていれば
抜かずに様子を見る選択もできます。
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一方で、次のような親知らずは将来的なトラブルを防ぐために、
多くのケースで抜歯をすすめられます。
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▪︎抜歯した方がいい親知らず▪︎
①虫歯、歯周病になっている
②横向きや斜め向きに生えている
③1部だけ生えていて、そこに汚れが溜まりやすい
④隣の歯を圧迫して、歯並びや噛み合わせに影響がでる
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▪︎健康な歯を失うリスク▪︎
とくに注意が必要なのは、親知らずが原因で手前の
永久歯がむし歯になったり、歯根が溶ける「歯根吸収」を
引き起こしたりするケースです。
このような親知らずを放置した結果、
他の健康な歯を失うことも少なくありません。
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▪︎将来的リスクを見極める▪︎
平均寿命が伸びている近年は、若い頃には問題なかった
親知らずが、年齢を重ねるにつれ、トラブルを起こす
ケースも増えています。
したがって、今の状況だけでなく長期的な時点で将来的な
リスクを見極める事が重要です。
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    . 「親知らずを抜いた方がいいと言わ .
「親知らずを抜いた方がいいと言われたけど、
怖くて迷っている」そんなお悩みを抱えている方も
多いのではないでしょうか。
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親知らずは生え方や位置、清掃のしやすさによって抜くか、
残すかの判断が変わっていきます。
一見問題がないように見えても、将来トラブルの火種を
かかえている親知らずは少なくありません。
なかには、放置して痛みや腫れを繰り返した結果、
周囲の健康な歯まで失ってしまう場合もあります。
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今回は、「抜くリスク」と「残すリスク」の両方に注目し、
親知らずとの向き合い方のヒントをお伝えしていきます。
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『なぜ親知らずはトラブルの元になりやすい』
親知らずは、10代後半から20代前半に生える最後の永久歯です。
ただし、全てが綺麗に生えそろうのはまれで、
もともと存在しなかったり骨の中に埋まったまま生えて
こなかったりすることが多く見られます。
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▪︎親知らずは細菌が溜まりやすい▪︎
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親知らずが何かとトラブルを起こしやすいのは、
「場所」と「生え方」が大きく関係しています。
1番奥にあるため歯ブラシの毛先が届きにくいうえ、
斜めや横向きに生えている場合は物理的に歯ブラシが
当たらないため、食べかすや細菌が溜まりやすくなるのです。
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▪︎炎症が急激に悪化することもある▪︎
左記の結果として生じるのが「智歯周囲炎」と呼ばれる炎症で、
歯ぐきが腫れる・痛む、口が開けにくくなるといった
症状を引き起こします。
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さらに、免疫が低下していると炎症が急激に悪化し、
発熱やだるさといった全身症状を伴うこともあります。
実際に、体調を崩したタイミングで腫れが酷くなり、
強い痛みに悩まされる方も少なくありません。
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    . . 03 よく噛んで唾液の分泌を促す .
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03 よく噛んで唾液の分泌を促す
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唾液には再石灰化を助けるカルシウムやリンなどの
ミネラルが豊富に含まれており、
さらに酸性に傾いた口内を中性に戻す働きがあります。
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食事の際は「一口30回」を目安に、
しっかりよく噛んで食べる事で唾液が増え、
再石灰化が優位に働きやすくなります。
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また、お口が乾燥しやすい方は「唾液線マッサージ」や
「無糖ガムを噛む」などの方法も効果的です。
唾液の力で歯を守る習慣をぜひ身につけましょう。
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04 食後は丁寧な歯磨きを
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食後の歯磨きは口内の細菌や糖分を取り除き、
脱灰のリスクを低減します。
したがって、まずは「食べたら磨く習慣」を
身につける事が大切です。
くわえて、就寝中は唾液の分泌量が減るため、
寝る前の歯磨きは特に念入りに行うことも重要です。
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1日の終わりにプラークをしっかり取り除き、
再石灰化を促す口内環境を整えましょう。
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05 フッ素(フッカ物)を上手に活用する
フッ素(フッ化物)には再石灰化を促し、
酸に強い歯質をつくる働きがあります。
ご自宅で使う歯磨き剤やフッ素ジェルに加え、
歯科医院でのフッ素塗布を定期的に受けるとより効果的です。
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初期虫歯は適切なケアとタイミングで削らずに治す事が可能です。
一方で初期虫歯は痛みなどの症状がなく、
気づかずに放置される事が多いため、
プロによる定期的なチェックが欠かせません。
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歯科定期検診では虫歯の早期発見に加え、
クリーニングやフッ素塗布など、再石灰化を助ける
プロフェッショナルケアも行なっているので、
定期的に受診しましょう🦷!
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虫歯予防で肝心なのは「脱灰と再石灰化のバランスを整えること」、
具体的には脱灰のスピードを抑えつつ、
再石灰化を優位に働かせることがポイントになります。
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そのためには、普段から次のような
習慣を心がけることが大切です。
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01 甘い物・酸性の飲み物は控えめに
砂糖を多く含む食品は最近のエサとなり、
口内を酸性にして脱灰のスピードを早めます。
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また、酸性の強い飲み物(炭酸飲料・スポーツドリンク・
乳酸菌飲料)も頻繁に摂取すると酸にさらされる時間が長くなり、
再石灰化の機会を奪ってしまいます。
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甘いものや酸性飲料を楽しむ場合は「食事と一緒に摂る」など、
摂取の回数や量を減らす工夫をしましょう。
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02 ダラダラ食べ・飲みをやめる
お口の中は食後30分ほど酸性になり、
その後徐々に中性に戻っていきます。
しかし、時間を決めずにダラダラ食べたり飲んだりすると、
お口の中が常に酸性の状態が続いてしまい、
再石灰化のチャンスが失われます。
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そうならないためには食事や間食の時間をまとめてとり、
食べていない時間を十分に確保することが重要です。
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「1日3食の時間を決める」「間食の回数を減らす」など、
メリハリのある食生活を心がけましょう。
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私たちのお口の中では、食事や間食のたびに「脱灰」
「再石灰化」が何度も繰り返されており、
この2つのバランスが保たれることで歯の健康が維持されます。
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しかし、両者のバランスが崩れて「脱灰」が優先になると、
再石灰化の働きが追いつかず、虫歯を発生させてしまうわけです。
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▪︎間食、寝る前の飲食は要注意
「間食が多い」「スポーツドリンクや炭酸飲料を頻繁に飲む」
「食事の時間が不規則」といった習慣は、
お口の中を常に酸性の状態にしてしまいます。
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その状態が長く続くと脱灰が急速に進み、
再石灰化の機会が失われてしまいます。
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さらに、「寝る前の飲食」や「歯磨きをせずに寝てしまう習慣」も
要注意です。
こうした習慣の積み重ねが、虫歯の発症や進行を
加速させる要因になります。
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    . お口の中では食事のたびに「脱灰」 .
お口の中では食事のたびに「脱灰」が起こっていますが、
すぐに虫歯ができるわけではありません。
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なぜなら、私たちの体には再石灰化という
歯を修復する自然な力が備わっているからです。
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▪︎唾液が初期虫歯を自然に治す重要なカギ
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「再石灰化」とは、脱灰によって一度溶け出した
ミネラル成分が唾液などの働きによって再び取り込まれ、
エナメル質を修復する働きのこと。
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食後のお口の中は細菌が作る酸によって酸性になりますが、
しばらくすると唾液の作用によって中性に戻ります。
この際、唾液中に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオン
が溶け出した歯質を修復していきます。
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つまり、再石灰化という現象こそが、
初期の虫歯を自然の力で治す鍵になるのです。
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